日東化工は今3月期利益予想を減額し無配に転落

 日東化工 <5104> が28日午後2時に、今3月期の業績予想と配当予想を修正した。  通期の売上高は106億円(前期比10.6%増)の予想を据え置いたものの、営業利益は従来予想の8500万円から4500万円(同38.8%減)に、純利益は5000万円から1500万円(同67.2%減)に減額。営業・最終減益に転じる。  ゴムコンパウンドの販売が自動車向けを中心に好調を保っているものの、ゴム製品や高性能樹脂コンパウンドの販売が予想を下回り、電気・ガス、原材料価格が上昇していることなども要因となった。  また、期末一括となる配当予想については、従来予想の1円を無配に修正している(前期実績は1円)。  同社の今期の第3四半期業績は、売上高が79億3000万円(前年同期比8.7%増)、営業利益は1500万円(同67.4%減)、純利益は100万円(前年同期は3000万円)とかろうじて最終黒字をキープした。  日東化工の28日の株価は小幅高で推移していたが、業績修正後に売り圧力が高まり、午後2時14分に2円安の82円まで下落している。(編集担当:片岡利文)
日東化工 が28日午後2時に、今3月期の業績予想と配当予想を修正した。
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2014-01-28 14:30