日経平均は100円高スタート、米国株高を好感し買い先行

 10日の日経平均株価は前日比100円46銭高の1万8891円01銭で寄り付いた。米国株高を背景に買いが先行。上げ幅を一時130円超に拡大した。ただ、午前10時30分には中国で2月のCPI(消費者物価指数)などの発表を控えて様子見ムードも強く、朝方の時点で上値は限定的となっている。  個別では、15年9月期業績予想の上方修正や株式分割などを発表したFPG <7148> が急伸。15年3月期の配当予想を上方修正したヨロズ <7294> も物色された。極薄片面FPCを開発した太洋工業 <6663> 、1部への市場変更や配当予想の引き上げを発表した竹内製作所 <6432> も買いを集めている。  半面、15年10月期第1四半期で営業赤字に転落した学情 <2301> や東日本ハウス <1873> などは売り気配スタート。公募増資などを発表したラオックス <8202> にも売りが殺到した。前日まで連日ストップ安のgumi <3903> は小幅安。(編集担当:宮川子平)
10日の日経平均株価は前日比100円46銭高の1万8891円01銭で寄り付いた。
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2015-03-10 09:15