アドバンテストが業績予想を大幅修正、期末配当は5円に減額
アドバンテスト <6857> が28日引け後、今3月期の業績予想、配当予想を修正した。
売上高は1430億円から1100億円(前期比17.2%減)へと330億円減額。営業損益はトントンから360億円の赤字(前期は8000万円の黒字)に、最終赤字は25億円から359億円(前期は38億2100円の赤字)に大きく引き下げられた。
半導体試験装置市場がスマートフォン向けを中心に、想定よりも大幅に縮小。そのため、棚卸資産の評価減、長期性資産の減損を3Qに計上したことなどが要因となった。
また、今期末の配当予想は従来計画の10円から5円(前期は10円)に減額することも発表。年間では15円となる(前期は20円)。
同時に発表された第3四半期業績は、売上高が前年同期比18.5%減の792億5100万円、営業赤字は344億400万円(前年同期は8億2400万円の黒字)、最終赤字は341億4800万円(同19億1700万円の赤字)で着地。同期間の受注高は883億円と、前年同期から7.8%減少している。
アドバンテストの28日の終値は、1円安の1206円。 (編集担当:片岡利文)
アドバンテストが28日引け後、今3月期の業績予想、配当予想を修正した。
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2014-01-28 15:30