会社予想は据え置きながら上振れ期待の大きい銘柄は=金山敏之
先月中旬に終了した3月期決算企業の第3四半期<2014年4-12月期>決算は経常利益が前年同期比で7%程度の増益となりました。合理化効果と円安メリットから自動車や電機などの好調が目立ち製造業が二桁の増益を確保し全体をけん引しました。しかし、通期の業績予想を据え置く企業も多く、中間決算時点に比べ通期の見通しに大きな変化はありませんでした。
ただ、通期の業績予想を据え置いた企業のなかには、業績予想が保守的で上振れが期待されているものもみられます。そこで今回は第3四半期決算で通期の会社予想を据え置いたTOPIX500採用の3月期決算銘柄のなかから、昨日時点のコンセンサス予想が会社予想を1割以上上回っているものをピックアップしてみました。そのなかには戸田建設 <1860> やあおぞら銀行 <8304> 、コナミ <9766> のようにコンセンサス予想が会社予想を2割以上上回るものもみられます。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回は第3四半期決算で通期の会社予想を据え置いたTOPIX500採用の3月期決算銘柄のなかから、昨日時点のコンセンサス予想が会社予想を1割以上上回っているものをピックアップしてみました。
economic,fxExchange
2015-03-11 17:00