【今日のドル円】米小売売上高が鍵を握る、早期利上げ観測どうなる

 昨日のドル/円相場は材料難の中でもみ合いに終始した。とはいえ、121円ちょうどを挟んだ高い水準を維持している。本日は米国で2月小売売上高および新規失業保険申請件数(共に21:30)の発表が予定されている。  特に小売売上高に関しては、直近2カ月が市場予想を下回り続けており、これが米国の早期利上げ観測に待ったを掛けている面は大きい。今回も市場予想(前月比、総合:+0.3%、除く自動車:+0.5%)を下回れば、6日に発表された米2月雇用統計後に強まった早期利上げ期待に再び冷や水を浴びせるような形となり、ドル売りが強まりそうだ。  ただし一方で、雇用統計に続いて小売売上高まで強い伸びを示せば、10日高値122.022円を超える上昇も期待出来るため、予断を持たずに臨みたいところだ。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円相場は材料難の中でもみ合いに終始した。とはいえ、121円ちょうどを挟んだ高い水準を維持している。本日は米国で2月小売売上高および新規失業保険申請件数(共に21:30)の発表が予定されている。
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2015-03-12 09:15