ブラザーが急落、英企業の買収で財務負担を懸念か

 ブラザー工業 <6448> が急落。午前9時19分に88円安(4.39%安)の1917円まで売られた。11日引け後に発表した企業買収を受けて、財務負担を懸念した売りが優勢となっているもよう。  ブラザーは、英国の産業用プリンティング企業「ドミノ・プリンティング・サイエンシズ」(ドミノ社)を約1890億円で買収する。ドミノ社の全普通株式を現金によって取得し、完全子会社化する方針。  買収の意義として、産業用プリンティング領域での強固な事業基盤の獲得、デジタル印刷分野での成長加速、ブラザーのグローバルネットワークとドミノ社との相乗効果の3点を挙げている。(編集担当:松浦直角)
ブラザー工業が急落。
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2015-03-12 09:30