新日本理化下げる、株高関与筋にSECが強制調査
新日本理化 <4406> (東1)は、証券取引等監視委員会(日本版SEC)の強制捜査報道で値を下げている。株価は15円安の237円とそれほど大きくはないが、出来高が前場で100万株を超える急増となっている。
強制捜査は同社に対して行われたものではなく、いわゆる仕手集団といわれる関係先ということだ。強制捜査容疑は、「風説の流布」。
同社株が2011年3月の66円から2012年3月の1297円まで20倍近い急騰となった過程で、株価を刺激するような風説の流布があったとして調査対象となっている。
当時は無配だったが、2012年3月期に年5円復配が材料視された。しかし、2013年3月期からは再び無配となっている。
2012年3月1カ月だけで約5000万株超の大商いを演じ、整理魅了感があったところへ今日の報道で投げ売りが出たようである。
2016年3月期は営業利益回復と年3円復配が期待されているが、株価下支えになれるかどうかは分からないとする見方は多い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
新日本理化<4406>(東1・売買単位100株)は、証券取引等監視委員会(日本版SEC)の強制捜査報道で値を下げている。
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2015-03-12 12:15