スポット金続落

 3月11日のスポット金は大幅に続落、一時約3カ月ぶりの安値となる1147.42ドル/トロイオンスを付けた。堅調なドル相場と米国の金利上昇見通しが圧迫要因になった。また、米株がプラスとなったことも、安全資産としての金の需要を一段と後退させた。  WTI原油先物が続落、48.38ドル/バレルで引けた。ドル高や米石油在庫の増加が背景となった。  米エネルギー情報局(EIA)の週報では、原油在庫がおおむね予想通りとなる一方で、ディスティレート(留出油)は減少との予想に反し増加した。米国の原油受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫も230万バレル増加し、既に記録的な高水準にある在庫は一段の積み増しとなった。統計発表後は供給過剰懸念の強まりから47ドル台半ばの底値圏で小動きとなっていたが、引け間際には買い戻しが入り、下げ幅を縮小した。(情報提供:東岳証券株式会社)
3月11日のスポット金は大幅に続落、一時約3カ月ぶりの安値となる1147.42ドル/トロイオンスを付けた。堅調なドル相場と米国の金利上昇見通しが圧迫要因になった。また、米株がプラスとなったことも、安全資産としての金の需要を一段と後退させた。
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2015-03-12 13:15