イオン、全国の名物・人気メニューを結んだ「地域限定おにぎり」を3日間限定販売

 イオンは2015年3月13日~15日の3日間、地産地消・地域消費を提案する「じものの日」に各都道府県ゆかりの名物・人気メニューを結んだ「地域限定おにぎり」を総合スーパー「イオン」、食品スーパー「マックスバリュ」など全国1400店舗で発売する。全店販売にさきがけて3月12日、イオン品川シーサイド店(東京都品川区)において「地域限定おにぎり」(関東1都6県に加え山梨県)を先行販売し、また、全国の「地域限定おにぎり」を一堂に展示した。写真は「地域限定おにぎり」販売コーナー イオン品川シーサイド店(東京都品川区)にて。  今回の取り組みについて、イオンリテール食品商品企画本部デリカ商品統括部長の西野克氏は、「47都道府県の各地のお客さまの声を聞き、その地域の素材と味にこだわったおいしいおにぎりを揃えました。全国に店舗展開しているイオンだからこそできる51品目のオリジナルのおにぎりをお楽しみいただきたい」と狙いを語った。 イオンでは、毎月15日前後に、地域応援のひとつのカタチとして地産地消・地産域消の取り組み「じものの日」を開催している。この一環として、今後の花見シーズンなどでも需要が拡大するおにぎりに着目して全国で新作おにぎりの一斉販売を実施する。 おにぎりは、全国を北海道、東北、関東、中部、近畿、中四国、九州、沖縄の8地域に分け、各店舗が立地する地域のおにぎりを販売する。例えば、関東のイオン店舗では、関東一都六県と山梨県の地域限定おにぎり8品目を販売する。東京の「金目鯛おにぎり」、栃木の「餃子風おにぎり」、群馬の「ネギ味噌おにぎり」など、各地域ゆかりの名物や人気メニューなどの具材を結んで提供する。 北海道の「十勝 炭火焼き豚丼おにぎり」、青森の「ほたてのおにぎり」、静岡の「桜海老おにぎり」、愛知の「天むすおにぎり」、和歌山の「目張りおにぎり」、香川の「うどんだし風おにぎり」、宮崎の「チキン南蛮おにぎり」、沖縄の「ポーク玉子おにぎり(油みそ)」など、様々な地域自慢のおにぎりになった。価格は、税抜きで90円〜191円。各地域で顧客の意見を聞いて、評判のいいおにぎりは、定番化も考えるとしている。 イオンでは、今年から商品開発体制を地域ごとに、開発担当者を置く体制に改めている。「特にお惣菜は、地域の味の好みが強く出ます。素材だけでなく、出汁の取り方や料理の仕方など、各地域で育まれてきた知恵と工夫が生かされています。お客さまにおいしいと実感していただくには、各地域の従業員やお客さまの声を真摯に聞いて、商品開発に活かしていくことが第一です。直前の恵方巻きでは、全国30エリアで地域限定の恵方巻きを提供して過去最高の売上高になりました。全ては、お客さま第一で、よりおいしいお惣菜を、もっと早くお届けしたい。これからも、『じものの日』を中心に、季節に応じたおいしく地元で愛される商品を提供してまいります」(西野氏)という。 今回のおにぎりは、その先駆けになる取り組み。年間おにぎりカテゴリーの数量ベースで、昨年比120%の販売目標を掲げている。(編集担当:風間浩)
イオンは2015年3月13日~15日、地産地消・地域消費を提案する「じものの日」に各都道府県ゆかりの名物・人気メニューを結んだ「地域限定おにぎり」を発売する。
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2015-03-12 16:15