【今夜の注目材料】米2月小売売上高に注目、ドル高の起爆剤なるか
東京市場のドル/円相場は日経平均の上昇に連れて121.60円台まで一時強含みました。しかし、午後に入ると次第にドルが全面的に売られる中で軟化。121.20円台まで値を下げました。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
3/12(木)
17:30 (スウェーデン) 2月失業率
18:30 (英) 1月商品貿易収支
19:00 (ユーロ圏) 1月鉱工業生産・季調済
19:00※(ユーロ圏) バイトマン独連銀総裁、講演
21:30※(米) 2月小売売上高
21:30※(米) 週次新規失業保険申請件数
21:45※(英) カーニーBOE総裁、講演
26:00 (米) 30年債入札(130億ドル)
※は特に注目の材料
米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控え、米2月小売売上高は特に注目されます。直近2カ月は弱めの結果が続き、米雇用統計の好結果で台頭した早期利上げ期待を沈火させる形となっています。今回こそ早期利上げ期待を煽り、ドル高の起爆剤となり得るのか注目です。
また、引き続き欧州諸国の長期金利の動向も注目されます。要人発言もこの動向に影響すると考えられるため、バイトマン独連銀総裁の講演内容も、報じられればユーロの手掛かりになり得るでしょう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円相場は日経平均の上昇に連れて121.60円台まで一時強含みました。しかし、午後に入ると次第にドルが全面的に売られる中で軟化。121.20円台まで値を下げました。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
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2015-03-12 18:00