【本日注目の通貨ペア】米ドル/円:米2月小売売上高に注目

 ドル/円は今月に入り一目均衡表の転換線をサポートとして下値を切り上げる動きが続き、今月10日に2007年7月以来となる122.022円まで上昇。その後11日に下押すも120.856円までとなり転換線(この日は120.561円)を割る事なく反発するなど、堅調な推移が続いている。足元で米利上げ早期開始観測を背景とするドル買いの流れとなる中、上値を伸ばせるか米2月小売売上高に注目したい。  事前予想は前月比+0.3%、除自動車+0.5%となっており、今月6日の米2月雇用統計に続いて良好な結果となれば、米早期利上げ観測が一段と高まってドル/円相場を押し上げる可能性が高そうだ。本稿執筆時点での本日高値(121.665円)を超えると、10日高値(122.022円)に向けた一段高もあるだろう。  ただし、同指数は2カ月連続で予想を下回っており、いずれもドル/円相場の重石となった。今回も下回るようだと、前述の転換線(同、120.701円)割れを試す事もあるだろう。結果に注目したい。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円は今月に入り一目均衡表の転換線をサポートとして下値を切り上げる動きが続き、今月10日に2007年7月以来となる122.022円まで上昇。その後11日に下押すも120.856円までとなり転換線(この日は120.561円)を割る事なく反発するなど、堅調な推移が続いている。足元で米利上げ早期開始観測を背景とするドル買いの流れとなる中、上値を伸ばせるか米2月小売売上高に注目したい。
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2015-03-12 18:15