日経平均は128円高スタート、前日からの勢いに米株高が加わり買い先行
13日の日経平均株価は前日比128円47銭高の1万9119円58銭で寄り付いた。きのう一時1万9000円を超えた勢いに米株高を好感した買いが加わり、上昇して取引をスタート。依然として年金基金の日本株買入れ期待が根強いほか、既に3月半ばとあって来期に向けた業績拡大に投資家の関心が移る。好需給の地合いが続くなか、節目を超えてどこまで上値を伸ばせるかが注目される。
個別では、大手証券が目標株価と投資判断を引き上げた三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> や、米配車サービスのLyft社へ出資する楽天 <4755> が上昇。トヨタ子会社で知的財産評価ツールの運用実験を開始したUBIC <2158> や、今期末配当予想を52円へ大幅増額したディップ <2379> なども買われている。
半面、大手証券が投資判断を引き下げたりそなホールディングス <8308> が下落。オンライン書店ブークスの買収を発表したイーブックイニシアティブジャパン <3658> や、経営権をめぐる動向が注目される大塚家具 <8186> も売り優勢となっている。(編集担当:松浦直角)
13日の日経平均株価は前日比128円47銭高の1万9119円58銭で寄り付いた。
japan,economic
2015-03-13 08:30