【今日のドル円】円は米株反発で下落、ドル高一服で方向感欠く展開

 昨日の欧米市場では、ドル高が一服した。ユーロを買い戻す動きが活発化した事や、米2月小売売上高が予想外に弱かった事がドルの重石となった。一方で、円は米国株の反発を受けて下落しており、結果的にドル/円相場は120.60円台まで下落したものの121.40円台に値を戻すなど方向感が定まらなかった。  米2月小売売上高の結果を受けて米国の早期利上げ期待はやや後退した模様だが、株式市場はそれを好感して反発した格好だ。これではドル/円に方向感が生じないのも当然であり、本日もレンジ内の推移にとどまる公算が大きい。  下値のメドは、昨日安値と一目均衡表の転換線がほぼ重なる120.70円前後であり、高値メドはボリンジャーバンド+2シグマ(20MA)が位置する121.80円前後と見る。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日の欧米市場では、ドル高が一服した。ユーロを買い戻す動きが活発化した事や、米2月小売売上高が予想外に弱かった事がドルの重石となった。一方で、円は米国株の反発を受けて下落しており、結果的にドル/円相場は120.60円台まで下落したものの121.40円台に値を戻すなど方向感が定まらなかった。
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2015-03-13 09:15