バークレイズが16年3月期に向けてメガバンクを再評価

 バークレイズ証券は12日引け後、16年3月期に向けて大手銀行株の評価を見直した。  三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> については投資判断を「中立」から「強気」に、目標株価を700円から924円に引き上げた。また、みずほフィナンシャルグループ <8411> は215円から220円、三井住友フィナンシャルグループ <8316> は4700円から4800円にそれぞれ目標株価を上方修正している。業界全体としては、当期利益の確保と株主還元の継続は十分可能で、相対的な売り材料は見出しにくいと同証券は考えている。  一方、りそなホールディングス <8308> については、投資判断を「強気」から「弱気」に2段階引き下げ、目標株価は700円から592円に修正。公的資金完済と完済後の増配余地が見えたことで、材料出尽くしとなる可能性があるとした。  三菱UFJ  784.5円  +11.1円(+1.44%)  みずほ  223.3円  +2.5円(+1.13%)  三井住友  4770.5円  +23.5円(+0.50%)  りそなHD  629.5円  -1.6円(-0.25%) ◎株価は13日午前10時時点 (編集担当:松浦直角)
バークレイズ証券は12日引け後、16年3月期に向けて大手銀行株の評価を見直した。
japan,company
2015-03-13 09:45