スポット金、9取引日続落

 3月12日のスポット金は9取引日続落、1152.72ドル/トロイオンスで引けた。取引時間中一時1150ドル台を割り込んで、1148.49ドルを付けたが、為替市場で進んでいたドル高ユーロ安が一服したことで、買い戻しが入り、昨年12月1日以来の安値から持ち直した。ただ、市場では米利上げ観測が強まるなか、ドルの調整は一時的なものと見ており、スポット金の下落トレンドは変わっていない。  12日のWTI石油先物は三日続落、46.94ドル/バレルで引けた。米原油先物受け渡し拠点での新たな在庫の積み上がり予想が重しとなった。  この日は米商務省が発表した2月の小売売上高 (速報値)は、季節調整済みで前月比0.6%減少したことを受け、ドル高が一服となり、原油相場が一時48.75ドルまで上昇との場面もあったが、市場関係者によると、エネルギー情報会社ゲンスケープが米原油先物契約の現物受け渡し拠点となっているオクラホマ州クッシングで2月以降に220万バレルの在庫増加が予想されるとの見通しを示したことを受け、原油先物は下落に転じた。(情報提供:東岳証券株式会社)
3月12日のスポット金は9取引日続落、1152.72ドル/トロイオンスで引けた。取引時間中一時1150ドル台を割り込んで、1148.49ドルを付けたが、為替市場で進んでいたドル高ユーロ安が一服したことで、買い戻しが入り、昨年12月1日以来の安値から持ち直した。ただ、市場では米利上げ観測が強まるなか、ドルの調整は一時的なものと見ており、スポット金の下落トレンドは変わっていない。
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2015-03-13 11:00