中国が世界に証明! 「高速鉄道」は経済発展に貢献=中国メディア

 中国メディアの東北新聞網は11日、中国政府が打ち出している「一帯一路」戦略においては中国交通運輸部が大きな責任を担うことになると伝え、「中国は高速鉄道のような乗り物を持つうえでふさわしい国になったと言える」と主張した。  記事は、「豊かになるためには、先に道を造る」という考え方を紹介したうえで、中国自身が高速鉄道が経済発展に対して如何に貢献するかを世界に証明したと主張。さらに、経済発展を遂げた現在の中国の姿は「中国高速鉄道の海外輸出と一帯一路戦略が世界にもたらす繁栄の縮図となるはずだ」と論じた。  続けて、中国の鉄道の平均時速は1990年代まで100キロに満たないほど立ち遅れていたと伝え、1978年に訪日し、新幹線に乗車したトウ小平が驚きのあまり「誰かに追い立てられているかのようだ」、「中国はこのような乗り物を持つうえでふさわしい国になりつつある」と話したことを紹介し、「トウ小平の言葉は簡素ではあるが、指導者として国の未来を見据えていたことが分かる」と指摘。  さらに、「トウ小平が新幹線に乗車して以来、高速鉄道を建設することは中国人の夢になった」などとし、高速鉄道が世界に誇れる存在になった今、「中国人は誇りを持って、中国はこのような乗り物を持つうえでふさわしい国になったと言える」と論じた。  また記事は、中国が推進する一帯一路戦略は「地域や世界に互恵をもたらす」としつつ、高速鉄道も国家間の人やモノ、文化、技術といった往来を促進するはずだと主張し、「技術の向上や世界との協業を通じて世界の高速鉄道へと発展するだろう」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの東北新聞網は11日、中国政府が打ち出している「一帯一路」戦略においては中国交通運輸部が大きな責任を担うことになると伝え、「中国は高速鉄道のような乗り物を持つうえでふさわしい国になったと言える」と主張した。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-03-13 14:15