【今週の注目銘柄】女性活躍支援に注力するSCSK

 前週、ドイツのメルケル首相が来日した。今週は18-20日の日程で米国のオバマ大統領のミシェル夫人がファーストレディとして初めて来日する予定。ミシェル夫人は途上国の女性教育について話し合う。  安倍政権は女性の積極的な活用を進めようとしている。株式市場でも、女性人材の活用を積極的に進めている企業を経済産業省と東京証券取引所が共同で選定した「なでしこ銘柄」がある。大手国内証券の調査によれば、女性の活躍する企業は経営指標が良い傾向にあるという。  ITサービス大手のSCSK <9719> は、15年3月期第3四半期の売上高が前年同期比4.2%増の2144億7400万円、営業利益が同14.8%増の172億2300万円と2ケタ増益を達成。通期では売上高3000億円(前期比4.1%増)、営業利益275億円(同14.7%増)を計画している。同社は女性の活躍支援に力を入れており、女性役員およびライン管理職数を2018年度に100人(14年4月時点で43人)に増やす目標を掲げ、14年には経産省の「ダイバーシティ経営企業100選」にも選ばれている。(編集担当:宮川子平)
前週、ドイツのメルケル首相が来日した。
japan,company
2015-03-15 10:00