上方修正で最高益更新の確度が一段と高まった銘柄は=金山敏之

 先月中旬に終了した3月期決算企業の第3四半期<2014年4-12月期>決算は経常利益が前年同期比で7%程度の増益となりました。合理化効果と円安メリットから自動車や電機などの好調が目立ち製造業が二桁の増益を確保し全体をけん引しましたが、こうしたなかで通期業績予想の上方修正に踏み切る企業も少なからずみられました。  そこで、先週末には上方修正で一転して最高益更新予想となった銘柄を取り上げましたが、今回は従来より最高益更新予想ながら上方修正でその確度が一段と高まった銘柄をピックアップしてみました。そのなかにはトヨタ <7203> のように一桁の増益予想が上方修正で二桁増益となったような銘柄も幾つかみられます。また、極東開発 <7226> とリロ・ホールディングス <8876> は第三四半期決算で業績予想を据え置いたものの、その後上方修正に踏み切っています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
先週末には上方修正で一転して最高益更新予想となった銘柄を取り上げましたが、今回は従来より最高益更新予想ながら上方修正でその確度が一段と高まった銘柄をピックアップしてみました。
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2015-03-16 16:45