[ベトナム株]売れ残り高層マンションを転用した国際病院が開業

  ホーチミン市2区で11日、フックアンカン国際総合病院(Phuc An Khang international general hospital、800 Dong Van Cong St., Thanh My Loi Ward, Dist.2, Ho Chi Minh)が開業した。同病院は、売れ残った高層マンション群「タイビンプラザ(Thai Binh Plaza)」の5棟を病院に転用したもので、同市で初めての試みとなる。  同病院の建設は数期に分けて実施され、現在までに第1期が完了している。第1期の規模は病床100床で、◇内科、◇外科、◇産婦人科、◇小児科が設置されているほか、◇神経・脳卒中センター、◇整形外科センター、◇臨床応用遺伝学センターなどの専門センターも併設している。   同病院は22階建てビル5棟から成り、建設面積3000m2、利用面積7万m2、病床数500床。投資総額は2兆5500億VND(約145億円)。同病院には子宮がんや乳がんの検査・治療に利用されるMRI装置やX線診断装置などの最新設備を備えている。また、同病院の産婦人科は同市ツーズー産婦人科病院と提携しているほか、シンガポールやドイツ、フランスなど海外の病院から専門技術支援を受けている。   なお、同病院では3月21日から子宮がんと乳がんの無料検診を実施する。診断設備を利用した検診の場合は、費用が50%割引となる。(情報提供:VERAC)
ホーチミン市2区で11日、フックアンカン国際総合病院(Phuc An Khang international general hospital、800 Dong Van Cong St., Thanh My Loi Ward, Dist.2, Ho Chi Minh)が開業した。同病院は、売れ残った高層マンション群「タイビンプラザ(Thai Binh Plaza)」の5棟を病院に転用したもので、同市で初めての試みとなる。
economic
2015-03-16 17:30