【今日のドル円】FOMCでのQE縮小ペースと景気判断次第、大きく振れる可能性も

 本日の市場の関心は米連邦公開市場委員会(FOMC)での決定内容に集中する見通し。今回については量的緩和(QE)の規模を100億ドル減額するとの見方が中心になっている。FOMCの実際の決定と相場の反応としては、ポイントを分けて考える必要があるだろう。  1つめのポイントは、「本当に100億ドルの減額となるか」。これより小規模となればドル売り、これよりも大規模となればドル買い優勢で反応しよう。また、2つ目のポイントは「声明文で景気判断をどう変化させてくるか」である。景気判断が楽観的なものとなっていれば、次回以降のFOMCでのQE縮小ペース加速観測に繋がる可能性がある。そうなればドル買い要因になる。ドル/円はドル買い材料が重なれば104円台回復も視野に入る。  ただ、100億ドルより小さい規模縮小や、景気判断がFOMCの慎重さをより鮮明に露わす内容になれば、再び102円台に値を沈める公算とみる。上下ともに大きく振れる可能性を想定しておきたい。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
本日の市場の関心は米連邦公開市場委員会(FOMC)での決定内容に集中する見通し。今回については量的緩和(QE)の規模を100億ドル減額するとの見方が中心になっている。FOMCの実際の決定と相場の反応としては、ポイントを分けて考える必要があるだろう。
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2014-01-29 10:00