16日のWTI原油先物、1%超下落、一時6年ぶり安値
週明け16日のスポット金は横ばい、先週末より0.63ドル安の1154.50ドル/トロイオンスで引けた。欧州株式相場が上昇したほか、今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で、米国の利上げ時期をめぐる手掛かりに注目が集まる中、およそ3カ月超ぶりの安値をやや上回る水準となった。
市場参加者は、本日から始まるFOMC会合で、米国で利上げがどの程度早期に実施されるかのヒントを見極めようとしている。金利を生まない金の買いが減少している。また、金相場に対する投資家のセンチメントは弱気が続いている。世界最大の金上場投資信託(ETF)であるSPDRゴールド・トラストの3月13日時点の金保有高は0.28%減の750.67トンとなった。
16日のWTI原油先物は1%超下落し、一時6年ぶり安値42.85ドル/バレルを付けた。記録的な水準に積み上がった米国の在庫で、貯蔵能力が脅かされるとの見方が背景にある。米国やリビアで増産の兆しが出ているほか、欧米とイランが核協議で合意すればイラン産原油の禁輸など制裁措置が解除され、市場への原油供給量が増える可能性があるとの観測が強まった。(情報提供:東岳証券株式会社)
16日のWTI原油先物は1%超下落し、一時6年ぶり安値42.85ドル/バレルを付けた。記録的な水準に積み上がった米国の在庫で、貯蔵能力が脅かされるとの見方が背景にある。
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2015-03-17 11:30