日系車は故障が少ない!・・・権威ある「自動車サイト」の調査結果=中国メディア

中国メディアの中国新聞社は13日、中国国家統計局のデータを引用し、2014年末までに中国の自動車保有台数は2億6400万台を超えたと伝え、中国メディアの汽車之家が実施した調査を引用したうえで「日系ブランドの自動車は故障発生数がもっとも少なかった」と報じた。
記事は、汽車之家について「月間ユニークユーザーが9200万を超える権威ある自動車関連サイト」と伝えたうえで、同サイト上で実施されたネットアンケートを紹介。同アンケートではブランドを「合弁ブランド」、「中国自主ブランド」、「輸入車」の3つ分類したうえで、さらに国別、車種別などに分類したうえで品質調査を行ったことを伝えた。
続けて、「100台あたりの問題発生数(Problem per Hundred:PPH)」について、すべての調査サンプルの平均は417だったと伝え、「中国市場に存在する自動車は100台あたり417個の問題を抱えていることを意味する」と指摘した。さらに、購入後1年以内の新車のPPHは355だったとし、「使用期間が短くても多くの問題が発生していることが分かる」と伝えた。
さらにブランド別では輸入車の品質が総じて優れていたと伝え、PPHは304だったと紹介し、自主ブランドのPPHは487で、合弁ブランドの403より高かったと指摘、「一部の自主ブランドが製造・管理といった技術で合弁ブランドに劣っていることと関係がある」と論じた。
また記事は、メーカーを国別で分類し、それぞれのPPHを比較した場合、もっともPPHが少なかったのは日系車だったとし、PPHは292だったと紹介、「2番目に少なかったチェコ系のPPHが358だったため、日系車はそれより20%以上も少なく、全体の平均値より42.8%も少なかった」と評価した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真は「CNSPHOTO」提供)
中国メディアの中国新聞社は13日、「日系ブランドの自動車は故障発生数がもっとも少なかった」と報じた。(イメージ写真は「CNSPHOTO」提供)
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2015-03-17 13:15