任天堂とＤｅＮＡがストップ高買い気配、資本提携で任天堂がＤｅＮＡの第２位株主に

　任天堂 <7974> が３０００円ストップ高の１万７０８０円買い気配、ディー・エヌ・エー <2432> も３００円ストップ高の１７０７円買い気配となった。 　１７日引け後、両社は資本・業務提携を発表した。互いに約２２０億円分の自己株式を第三者割当の方法で割り当てる。任天堂はＤｅＮＡの１０．０％、ＤｅＮＡは任天堂の１．２４％を取得することになり、任天堂はＤｅＮＡの第２位株主になる見通し。払込期日は４月２日。両社は「マリオ」など任天堂のキャラクターを活用してスマートフォンなどのゲームアプリを共同で開発するほか、新たな会員制サービスも共同で進めていく。 　任天堂は新ゲーム専用機プラットフォーム（開発コード名は「ＮＸ」）の開発を進めていることも明らかにしており、ホシデン <6804> なども急伸。ゲーム開発大手で任天堂のハードにコンテンツの配信を手掛けたこともあるトーセ <4728> にも思惑買いが流入した。（編集担当：宮川子平）