スポット金が乱高下

 3月17日のスポット金は乱高下していた。NY時間序盤、一時昨年11月7日以来の安値となる1142.60ドルまで下落したが、その後日中高値の1159.65ドルまで反発したが、再び下落に転じた。今夜NY時間発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を控え、投資家は神経質になっている。  17日から始めた2日間の米連邦準備制度理事会(FRB)について、市場の大方は、政策に関する声明文から「忍耐強く」との表現が削除されると予想している。この表現が削除されれば、2006年以来となる利上げに一歩近づくことになる。米国の利上げは、金利を生まない金資産の需要が後退する要因になる。  17日のWTI原油先物は、需給緩和懸念が広がる中で売られ、2009年3月以来の安値となる42.65ドルで終了した。下落は6取引日連続だった。本日NY時間発表される米エネルギー情報局(EIA)の週報では原油在庫の増加が見込まれているほか、リビア増産の報も加わり、需給緩和懸念が強まった。(情報提供:東岳証券株式会社)
3月17日のスポット金は乱高下していた。NY時間序盤、一時昨年11月7日以来の安値となる1142.60ドルまで下落したが、その後日中高値の1159.65ドルまで反発したが、再び下落に転じた。今夜NY時間発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を控え、投資家は神経質になっている。
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2015-03-18 11:00