【本日注目の通貨ペア】ユーロ/米ドル:FOMCを受けて米利上げ時期見通しはどうなる?
ユーロ/ドルは2月末から軟調に推移していたが、3月13日に1.04623ドルと2003年1月以来の安値を付けた後は、底堅い推移を続けている。ここからドルが買われる事によって一段と下値を切り下げるかどうか、目下のところ本日発表の米連邦公開市場員会(FOMC)声明や経済・金利見通し、またイエレンFRB議長の会見内容が鍵を握っていると言えそうだ。
重要なのは、声明、経済・金利見通し、会見の3つをトータルで見て、「6月利上げの可能性が高まるような内容だったか」どうかである。現状、6月利上げと見る市場関係者が最も多いが、9月利上げを見る向きもそれなりに多い。今回のFOMCによって6月利上げの可能性が高まったと市場が受け止めれば、それを織り込みに行く形でドル高が進もう。そうなれば、13日安値を試す展開になることは十分にあり得る。
ただし、このところ市場は、FOMCにおけるタカ派寄りのメンバーの発言をことさら取り上げてドルを買う手掛かりとする様子も目立っていた。今回、そうした市場のムードに反してFOMCが利上げ時期の示唆に慎重な様子を見せれば、ドル売りが急激に強まることもあり得るため、油断は禁物だ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ユーロ/ドルは2月末から軟調に推移していたが、3月13日に1.04623ドルと2003年1月以来の安値を付けた後は、底堅い推移を続けている。ここからドルが買われる事によって一段と下値を切り下げるかどうか、目下のところ本日発表の米連邦公開市場員会(FOMC)声明や経済・金利見通し、またイエレンFRB議長の会見内容が鍵を握っていると言えそうだ。
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2015-03-18 18:15