積極的な株主還元に舵を切った高配当利回り銘柄は=金山敏之

 株式市場では企業の株主還元への関心が高まっています。こうしたなかこれまでにないような積極的な株主還元に動く企業もみられます。例えば、アマダ <6113> は2016年3月期までの配当性向50%と当期利益の50%程度をめどとする自社株買いという株主還元を発表しサプライズとなりました。また、アマダに続いてサンゲツ <8130> や青山商事 <8219> なども自己株買いと配当で100%以上の総還元性向を打ち出しています。  また、アマダやサンゲツ、青山商事ほどではないものの、これまでと比べて株主還元への姿勢に変化がみられる銘柄も幾つかあります。例えば三菱UFJフィナンシャルグループ <8306> は増配に加えて7年ぶりの自社株買いを行ったほか、NTTドコモ <9437> は減益が予想されるなかで自社株買いと増配に踏み切っています。そしてこうした銘柄のなかには配当利回りが2%を超えるようなものも幾つかみられます。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
株式市場では企業の株主還元への関心が高まっています。こうしたなかこれまでにないような積極的な株主還元に動く企業もみられます。例えば、アマダは2016年3月期までの配当性向50%と当期利益の50%程度をめどとする自社株買いという株主還元を発表しサプライズとなりました。
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2015-03-19 16:45