【今夜の注目材料】戻り歩調継続か、スイスや北欧の中銀声明も注目

 東京市場のドル/円相場は軟調に始まって日経平均が下げ止まり、下げ幅縮小に動くと、ジリジリと上昇し、120.60円台に乗せました。この後の展開について、予定されている経済イベントを確認しつつ考えてみましょう。  3/19(木)  16:00 (スイス) 2月貿易収支  17:30※(スイス) スイス中銀政策金利発表  18:00※(ノルウェー) ノルウェー中銀政策金利発表  21:30※(米) 週次新規失業保険申請件数  21:30 (米) 第4四半期経常収支  23:00※(米) 3月フィラデルフィア連銀景況指数  23:00  (米) タルーロFRB理事、議会証言  ※は特に注目の材料  ドルに関しては、米新規失業保険申請件数やタルーロFRB理事の発言内容を確認しつつも、基本的には昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けてのポジション調整がメインの1日となりそうです。ドル/円はアジア市場中の戻り歩調を継続出来るかが焦点となるでしょう。  また、スイスやノルウェーの中銀声明なども、それぞれの通貨にとっては注目になります。スイスは政策据え置きの見通しですが、ノルウェーについては利下げ予想が大勢を占めています。概ね0.25%利下げを見ていますが、一部に0.50%の利下げを予想する向きもあり、結果には注目です。また、前回は示唆しなかった量的緩和について、オルセン・ノルウェー中銀総裁が可能性を示唆することがあれば、クローネ売り要因となるでしょう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円相場は軟調に始まって日経平均が下げ止まり、下げ幅縮小に動くと、ジリジリと上昇し、120.60円台に乗せました。この後の展開について、予定されている経済イベントを確認しつつ考えてみましょう。
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2015-03-19 18:00