【本日注目の通貨ペア】米ドル/円:FOMCの調整は一服か

 昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、FF金利見通しや経済見通しが昨年12月時点から引き下げられ、声明や米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の会見内容がハト派的であった。  これらを受けて6月利上げ開始観測が後退すると、ドル/円は今月に入り下押しの目処となっていた日足の一目均衡表の転換線(120.659円)を割り込んで119.296円まで急落した。  とはいえ、主要国の中で最初に利上げを行うであろうという見方を変えるほどの内容ではなかった事から、売り一巡は反発。本日の東京市場で120.621円まで上伸して前述の転換線に迫っている。  足元の勢いに乗って転換線を突破できれば、昨日の下げによる調整局面が終了したとの見方が強まって反発が加速する可能性がある。目先は121.407円(3月18日高値)や122.022円(3月10日高値)を順に試す事となるだろう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、FF金利見通しや経済見通しが昨年12月時点から引き下げられ、声明や米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の会見内容がハト派的であった。
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2015-03-19 18:15