日経平均403円高、業績拡大報道のガンホーは8%超高

 29日の日経平均株価終値は、403円75銭高の1万5383円91銭と大幅反発。  為替市場が円安に動いたことや、前日NYダウが6営業日ぶり反発したため、日本株にも買い安心感が広がり、日経平均は寄り付きから184円高と急反発でスタート。前場は1万5200円台を中心に推移した後、後場には上昇幅が400円を超え、高値引けとなった。  個別では、前12月期営業利益の大幅拡大が報じされたガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> が急騰、今3月期の業績予想と配当予想を上方修正したニチレキ <5011> はストップ高をつけ、今3月期予想の上方修正を発表した日本製罐 <5905> は一時ストップ高に買われた。  ほかにも、3Q純利益が過去最高となったオービック <4684> 、今3月期営業利益が過去最高更新と報じられたKDDI <9433> 、3Q純利益が100億円超と報じられたシャープ <6753> 、3Q経常利益が8割増と観測されたコーエーテクモホールディングス <3635> などが大幅高となった。  一方、今3月期の業績予想を大幅減額、配当予想も修正したアドバンテスト <6857> が急落。営業利益予想を下方修正したSMK <6798> はストップ安をつけた。  業種別では全33業種が上昇。ノンバンク、パルプ・紙、倉庫、非鉄金属、電力・ガス株などが強い動きを見せた。(編集担当:片岡利文)
29日の日経平均株価終値は、403円75銭高の1万5383円91銭と大幅反発。
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2014-01-29 15:00