【今日のドル円】米FOMC要人発言に注目、株価睨み神経質な展開
週明けのドル/円相場は、119.80円台に下落して取引が始まっており、前週末のNY市場でのドル安地合いを引き継いだ格好となっている。18日の米FOMC以後、「米国の利上げは思った程早いペースで進まない」「ドル高が利上げの重石になりうる」などとする見方が広がっており、ドル買い持ちに大きく傾いていた投資家のポジションが調整されているのだろう。
米FOMCの政策方針を市場が消化しきれておらず、ドル/円相場も落ち着きどころを探りきれないまま乱高下している印象を受ける。
そうした中、本日は米金融政策当局者の発言機会が多い。中でも、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長に近い考えを持つとされるフィッシャー副議長の発言が注目される。ドル/円相場は、これらの発言に加え米国の株価や長期金利の動向などを睨んで神経質な展開が続きそうだ。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
週明けのドル/円相場は、119.80円台に下落して取引が始まっており、前週末のNY市場でのドル安地合いを引き継いだ格好となっている。18日の米FOMC以後、「米国の利上げは思った程早いペースで進まない」「ドル高が利上げの重石になりうる」などとする見方が広がっており、ドル買い持ちに大きく傾いていた投資家のポジションが調整されているのだろう。
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2015-03-23 10:00