韓国は「外客誘致」で日本に負け続けるぞ! 観光振興の対応せねば=韓国華字メディア

韓国メディアの朝鮮日報の中国語版は23日、外国人観光客の誘致における韓国と日本の「大戦」において、2014年11月から15年2月までの4カ月間において、日本を訪れた外国人観光客の数が韓国を訪れた外国人観光客の数を上回り、7年ぶりに日韓の外客数に逆転現象が見られたと報じた。
記事は、日本が2020年の東京五輪開催までに訪日外国人数を年間2000万人まで増やす計画を掲げていることを紹介し、「日本政府は観光業の振興に力を入れている」と指摘。一部の意見として、日本政府が観光振興に力を入れるなか、韓国も対応を行わないと「日本に負け続ける」と報じた。
続けて、日本を訪れる外国人観光客が増えた最大の要因は中国人客の増加だと指摘し、「14年11月に日中首脳会談が行われた後、訪日中国人が大幅に増えた」と伝えた。さらに、韓国の旅行関係者の話として「日中首脳会談の後、日本は中国人に対する査証発給要件の緩和を行った」と伝え、それによって中国人観光客が急増したと報じた。
さらに記事は、東京・秋葉原にある家電量販店で取材を行ったことを紹介し、店内では中国語のアナウンスが日本語のアナウンスより頻繁に流れていたと伝えた。また、静岡県内のアウトレットモールでは中国人の姿がどこでも見かけられたと紹介した。
また、日本と韓国は外国人観光客の誘致において「競合関係」にあるとし、韓国観光公社が14年に訪韓した観光客を対象に行ったアンケート調査の結果として「訪韓前に目的地を選ぶ際、日本と比較を行った」と回答した人がもっとも多かったと紹介。
さらに、漢陽大学の教授の話として「韓国の観光の特徴はショッピングと韓流スターの追っかけなどの“韓流観光”が中心」とし、韓流観光は限界があるため韓国政府は系統立てた戦略を立てる必要があると報じた。(編集担当:村山健二)(写真は朝鮮日報の中国語版の23日付報道の画面キャプチャ)
韓国メディアの朝鮮日報の中国語版は23日、外国人観光客の誘致における韓国と日本の「大戦」において、7年ぶりに日韓の外客数に逆転現象が見られたと報じた。(写真は朝鮮日報の中国語版の23日付報道の画面キャプチャ)
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2015-03-23 13:45