夫婦のうるおい足りてますか? 「うるおい妻」は自分の時間や自由を楽しむ

夫婦の「うるおい度」は100点満点で平均65点。結婚当初と比べて約14点低下。夫からほめられる妻ほど、日々「うるおい」を感じている――。マイボイスコムが行った「夫婦に関する意識調査」で、最新の夫婦事情が明らかになった。うるおいのある毎日を送っている夫は54.8%、妻は60.3%。うるおい度の高い夫婦の間では、「できるだけ会話をする」ことの優先度が高かった。また、うるおいが足りないものの上位は、「お財布のなか」、「肌」、「ひざかかと」だった。画像はマイボイスコム株式会社の夫婦に関する意識調査より。
マイボイスコムの調査は、2015年3月13日~15日に、全国の30~69歳の男女を対象にインターネット上で実施。800名の回答を分析した。
「夫婦のうるおい度」を100点満点として点数にして聞いたところ、76点以上の回答が全体の44.3%と最も多かった。25点以下は11.5%。
「夫婦円満のためにしていること」を聞くと、「できるだけ会話をする」が70.1%でトップ。「お互いにひとりの時間を大切にする」(46.1%)、「思ったことは言葉にして伝える」(44.5%)、「夫婦で食事に出かけたり旅行に出かけたりする」(44.1%)などが上位に上がった。
うるおい度が76点以上では、「できるだけ会話をする」、「夫婦で食事や旅行にでかける」、「思ったことは言葉にして伝える」、「日々感謝を伝える」、「できるだけ家で食事をする」、「家事を分担する」などが50%以上の回答になった。反対に、25点以下の夫婦では、「日々感謝を伝える」、「個人として尊重する」という答えが10%程度と極端に低い回答率になった。
男女別では、うるおいのある毎日を送っている夫は54.8%、妻は60.3%。配偶者から日頃褒められることがある率が高いほど「うるおい」も高く、褒められることが「よくある」人では、「うるおい」は89.1%に達した。
褒められてうれしいことは、夫は「配偶者への気遣い」、「仕事」。妻は「家事」、「料理」。特に、妻の「料理」は53.0%とポイントが高く、「うるおい度」76点以上の妻では60.0%と高くなり、妻の料理を褒めることが妻の幸せつながることがうかがえた。夫婦円満の家庭には「ホメダン(褒める旦那)」の存在が必要不可欠となっているのかもしれない。
また、日常生活の中でうるおいを感じることは、夫と妻で順位は異なるものの上位項目は共通で、「家族の関係がうまくいっているとき」、「おいしいものを食べているとき」、「趣味を楽しんでいるとき」が上位にあがった。
ただ、妻がうるおいを感じることの中で「おいしいものを食べているとき」、「友だちと外出するとき」、「おしゃれをしたとき」、「ひとりで自由な時間を過ごしているとき」などは、夫とのギャップが大きく、「うるおい妻」は、自分の時間を楽しむ傾向が強いことが垣間見えた。
一方、うるおいが足りていないと感じるものは、「お財布のなか」、「肌」、「ひざかかと」が上位。「うるおい度」が25点以下では、「お財布のなか」と同率で「夫婦の関係」があがっている。
うるおいが足りていると感じるものは、「夫婦の関係」、「こどもとの関係」、「日々の食事」が上位。「うるおい度」が76点以上では、「夫婦の関係」の次に「自分の配偶者への気持ち」のポイントが高くなっている。(編集担当:風間浩)
夫婦の「うるおい度」は100点満点で平均65点。結婚当初と比べて約14点低下。夫からほめられる妻ほど、日々「うるおい」を感じている――。
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2015-03-23 17:15