10年以上連続で増配を続ける銘柄は=金山敏之
株式市場では増配や自社株買いといった株主還元への注目が高まっています。例えば投資家向け広報(IR)に後ろ向きとの見方が多かったファナック <6954> は4月に株主との対話窓口となる部署を設け、増配や自社株買いも検討すると報じられると株価が急騰しました。また、先週末も年間配当を8.86円と前期の2倍にすると発表したヤフー <4689> が大幅高となり、期末配当を前期の11円から18円へと引き上げた三菱電機 <6503> の株価もしっかりでした。
このように株主還元への関心が高まるなか、今回はこれまで10年以上に渡って増配を続けてきた企業を3月期決算銘柄のなかからピックアップしてみました。そのなかには配当利回りが2%を超えるものもあるうえ、SPK <7466> のように少なくとも2020年3月期までは毎年2円の増配継続を目指すとしているような銘柄もみられます。なお、3月末に権利が確定する銘柄の権利付き最終売買日は3月26日です。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回はこれまで10年以上に渡って増配を続けてきた企業を3月期決算銘柄のなかからピックアップしてみました。そのなかには配当利回りが2%を超えるものもあるうえ、SPKのように少なくとも2020年3月期までは毎年2円の増配継続を目指すとしているような銘柄もみられます。
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2015-03-23 17:30