日経平均は35円安スタートもプラス転換する場面も
24日の日経平均株価は前日比35円37銭安の1万9718円99銭で寄り付いたが、その後は下げ渋りの様相をみせ、一時プラス圏へ浮上した。米国株安が嫌気されて売りが先行したものの、先高期待の根強さから朝方の時点で下値は限られている。
個別では、15年3月期業績予想を修正し、配当予想を引き上げた古河機械金属 <5715> やTPR <6463> が買いを集めている。自己株式の消却を発表したイチカワ <3513> 、ユシロ化学工業 <5013> なども堅調。業務提携の強化を発表した高島屋 <8233> とエイチ・ツー・オー リテイリング <8242> もしっかり。
半面、15年3月期業績予想の下方修正を発表したジーエス・ユアサ コーポレーション <6674> や、配当予想も引き下げた日本車輌製造 <7102> が売り気配スタート。クラウディア <3607> も安い。(編集担当:宮川子平)
24日の日経平均株価は前日比35円37銭安の1万9718円99銭で寄り付いた。
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2015-03-24 09:15