【今日のドル円】ドル全面安の流れ続くか、米経済指標の結果に注目
23日は米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長の講演によって、FRBボードメンバーは利上げについて特に急いでいないという印象が市場に広がり、米長期金利は低下し、全般的にドルは押し下げられた。
今朝の東京市場にかけて、ドル/円はボリンジャーバンド(MA=20日)の-1シグマ(執筆時点:119.569円)でサポートされているが、これが本日も下値を支え続けられるかがまずは焦点となるだろう。
ここで下げ止まれば、120.00円台回復、20日移動平均線(同時点:120.384円)辺りが戻りのターゲットとなる見通しだが、ドルを一旦は売る流れが継続すれば、18日安値119.296円や、119.00円割れを目処に下値を切り下げると考えられる。
本日の米国は2月消費者物価指数(21時30分)や2月新築住宅販売件数(23時)など、主要経済指標が複数発表される。これらがドル売りの流れが継続するかどうかの鍵となる可能性があり、結果には注目が集まるだろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
23日は米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長の講演によって、FRBボードメンバーは利上げについて特に急いでいないという印象が市場に広がり、米長期金利は低下し、全般的にドルは押し下げられた。
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2015-03-24 09:15