新型「ソナタ」を中国で発表・・・現代自動車は日系車のシェアを奪えるか=中国メディア

 中国メディアの捜狐は23日、韓国の現代自動車が20日に中国で中型セダンの新型「ソナタ」を発表したことを紹介し、新型ソナタが日系車のシェアを奪い、中国の中高級車市場を「かき回す存在になる可能性がある」と伝えた。  記事は、中国の中高級車市場において、ドイツ系や日系、米国系の車種がすでに一定のシェアを獲得していることを指摘する一方、現代自動車の中国合弁企業である北京現代が3年から5年に一度のペースでソナタのモデルチェンジを行っていることを挙げ、「後発の北京現代が市場での競争力を高めるうえで正しい戦略」と評価した。  続けて、北京現代の関係者の話として「新型ソナタは中国で高いシェアを誇るドイツのフォルクスワーゲンをはじめ、いかなる中高級車とも渡り合える」と述べたことを紹介。  さらに、北京現代が新型ソナタに1.6リットルターボ直噴射エンジンモデルのほか、複数のモデルを用意したと伝え、「新型ソナタは競争の対象をホンダ・アコード、トヨタ・カムリ、日産・ティアナに狙いを定めた」と報じた。  また記事は、2015年1-2月におけるティアナの販売台数は約1万4000台、カムリが1万6000台、アコードは1万台未満だと紹介、フォルクスワーゲンのパサートが5万台を超えるなかで相対的に低迷していることを指摘したうえで、新型ソナタが日系車のシェアを奪い、中国の中高級車市場を「かき回す存在になる可能性がある」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) panama7/123RF.COM)
中国メディアの捜狐は23日、韓国の現代自動車が20日に中国で中型セダンの新型「ソナタ」を発表したことを紹介した。(イメージ写真提供:(C) panama7/123RF.COM)
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2015-03-24 16:45