2013年の直接投資、日米で減少も欧州は大幅増=韓国報道

 韓国産業通商資源省は28日、2013年の外国人直接投資(FDI)の申告金額が前年よりマイナス10.7%の145億5000万ドルとなり、4年ぶりに減少したことを明らかにした。複数の韓国メディアが報じた。  中でも日本の対韓投資額は大幅に減少。前年より40.8%減少の26億9000万ドルとなった。米国も前年より4.1%減少し、35億3000万ドルを記録した。しかしヨーロッパは前年より76.9%増えて48億ドルとなり、日本や米国とは対照的な傾向を見せた。  外国人直接投資額の減少は、円安が長期化し、日本からの投資が萎縮していることが大きな原因とみられている。外国人投資額は09年が114億8000万ドル、2010年が130億7000万ドル、11年が136億7000万ドルが、12年が162億9000万ドルと3年連続で増加傾向にあった。  分野別でみると、サービス業が98億5000万ドルで2.6%増加したが、製造業は46億5000万ドルで23.8%の減少となった。日本からの投資は製造業が中心であることから、大きく影響しという。  韓国メディアは、日本からの投資が減った一方で、ヨーロッパからの投資は大幅に増えたため「グッバイ円、ウェルカムユーロ」などの見出しで報じた。(編集担当:新川悠)
韓国産業通商資源省は28日、2013年の外国人直接投資(FDI)の申告金額が前年よりマイナス10.7%の145億5000万ドルとなり、4年ぶりに減少したことを明らかにした。複数の韓国メディアが報じた。
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2014-01-29 18:15