日経平均は32円高スタート、配当取りや先高期待で買い先行

 25日の日経平均株価は前日比32円30銭高の1万9745円75銭で寄り付いた。先高期待の根強さに加え、日銀によるETF(上場投資信託)買いの思惑や配当取りの動きに支えられ、日経平均は反発して寄り付いた。ただ、前日の米国株が下落したため上値は限定的。  個別では、15年3月期の利益および配当予想を上方修正した西華産業 <8061> が買いを集めたほか、Gunosy(グノシー、証券コードは6047)の上場承認を受けて、同社の株式を保有するオプト <2389> やセプテーニ・ホールディングス <4293> なども物色された。1部昇格が承認されたミクニ <7247> 、ソディック <6143> なども高い。  半面、15年3月期の利益見通しを引き下げたインターネットイニシアティブ(IIJ) <3774> は売りが先行。3月度は既存店で2ケタ減収となったニトリホールディングス <9843> も軟調。前日まで連日で昨年来高値を更新したエーザイ <4523> は利益確定売りが優勢となった。(編集担当:宮川子平)
25日の日経平均株価は前日比32円30銭高の1万9745円75銭で寄り付いた。
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2015-03-25 09:00