24日のスポット金5日続伸、1190ドル台に
3月24日のスポット金は小幅に続伸、2週間ぶりの高値1192.81ドルで引けた。上昇は5取引日連続。米利上げ時期めぐる観測が後ずれが背景。
サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は24日、政策引き締めについての議論が年央になりそうだとの見解を示したほか、23日は連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長が政策金利の引き上げについて、「年末までに正当化される状 況になるだろう」と発言していた。米金融当局の高官発言を受け、市場は米利上げ時期が今年9月になるとの観測が金の上昇につながった。これまでに米利上げが早ければ6月にも実施されるとの見方だった。
24日、世界的な供給過剰懸念及び米国強い経済指標の思惑中、WTI原油先物は小幅続伸した、前日より0.32ドル高の47.64ドルで引けた。NY時間帯米商務省が発表した2月の新築一戸建て住宅販売件数は、季節調整済み年換算で前月比7.8%増の53.9万戸と、2008年2月以来の高水準だった。また、金融情報会社マークイットの米製造業購買担当者景況指数(PMI)は昨年10月以来の高さだった。
本日NY時間米エネルギー情報局(EIA)統計発表が予定されている。予測では11週連続での在庫増加の見通し。(情報提供:東岳証券株式会社)
3月24日のスポット金は小幅に続伸、2週間ぶりの高値1192.81ドルで引けた。上昇は5取引日連続。米利上げ時期めぐる観測が後ずれが背景。
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2015-03-25 11:00