ツルハHDは好業績バックに1万円に接近、5月期決算銘柄狙いの流れ

  ツルハホールディングス <3391> は、2015年5月期は、過去最高益を更新する見通しで、株価も力強く上昇中である。   同社はドラッグストア大手の一角を占めている。店舗は全国展開しており、店舗数は今期第3四半期末で1352店舗(新規出店69店舗、閉鎖29店舗)となり、この店舗数はさらに増加する見通しである。また、高齢者や競争激化による商圏の縮小に対応すべく、ヘルスケア強化型コンビニエンスストアをローソンと共同に出店することになった。   さらに、高品質で低価格のPB商品「エムズワン」の拡販に注力。そして、豊富な資金力でM&Aに前向きに取り組んでいる。こうしたことから、競争が激化しているドラッグストア業界で、勝ち組企業の代表格として、ますます同社の業容は拡大するものとみられる。   業績はすこぶる好調だ。2015年5月期は売上高4410億円(同13.5%増)、営業利益280億円(同16.2%増)、経常利益289億円(同14.1%増)、当期純利益165億7000万円(同13.8%増)と2ケタ台の増収増益を確保する見通しだ。営業、経常利益ともに過去最高益を更新することになる。2016年5月期も好調が予想される。   株価は急騰。2014年2月6日の4465円を起点に2015年3月24日には9380円まで駆け上がった。この約1年間に5000円近く上昇したことになる。   株価に勢い増しているため1万円台に乗せるものとみられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
独自開発のがん治療技術を医療機関に提供するテラ<2191>(JQS)の株価は、1500円~1700円近辺でモミ合う展開だが、徐々に下値を切り上げて煮詰まり感も強めている。
economic
2015-03-25 13:00