【本日注目の通貨ペア】ユーロ/米ドル:引き続き18日高値を窺う

 ユーロ/ドルは昨日、一時18日に付けた高値1.10435ドルに迫ったものの届かず、軟化。今朝の東京市場では1.09ドル台で推移が続いている。米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し、米国の早期利上げ期待がやや冷やされたこと、利上げ開始後もペースがかなりゆっくりとしたものになりそうだとの見方から、これまで買われてきたドルが一旦売り優勢となっている。  量的緩和を開始したばかりのユーロに対して金融引き締め方向を睨む米ドルを積極的に、かつ長期的に売り続けるのは難しいとは見られるが、積み上がったユーロショートポジションの調整が四半期末となる3月末に向けてもう少し調整されるとの見方も根強い。  そうした中で18日高値を超えれば1月26日安値1.10977ドルや、3月初めの水準である1.12ドルまでの戻りも見えてくるだろう。本日発表の独3月IFO景況指数や米2月耐久財受注、その他欧州・米国の要人らの発言などを手掛かりに、足元の上値の重さを払拭できるか、注目したい。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ユーロ/ドルは昨日、一時18日に付けた高値1.10435ドルに迫ったものの届かず、軟化。今朝の東京市場では1.09ドル台で推移が続いている。米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し、米国の早期利上げ期待がやや冷やされたこと、利上げ開始後もペースがかなりゆっくりとしたものになりそうだとの見方から、これまで買われてきたドルが一旦売り優勢となっている。
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2015-03-25 18:15