【今日のドル円】119円割れも視野に、足元のドルは調整色が強い

 25日のドル/円相場は米国の利上げ時期後退観測を背景に119.20円台まで一時値を下げるも、その後は切り返した。3月18日以降、119.20円台では底堅さを見せているものの、戻りの弱さは鮮明となっている。  ドルの先高感はあれど、18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)より前のメインの市場予想だった「6月利上げ」説から、FOMC後には「9月以降の利上げ」サイドにシフトする市場参加者が増え、足元のドルは調整色が強い。ボリンジャーバンド(MA=20日)-2シグマ(執筆時点:118.915円)前後までの下げも想定しておくべきと見る。  本日も米新規失業保険申請件数(21時30分)など重要指標の他、米国の要人発言の機会が複数予定されており、それぞれの内容が手掛かりになってこよう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
25日のドル/円相場は米国の利上げ時期後退観測を背景に119.20円台まで一時値を下げるも、その後は切り返した。3月18日以降、119.20円台では底堅さを見せているものの、戻りの弱さは鮮明となっている。
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2015-03-26 09:30