ドコモ、子ども向けスマートウォッチ「ドコッチ」を4月4日発売開始

NTTドコモは2015年4月4日から、家族が子どもの日頃の活動をさりげなく見守り、家族の安心と子どもの自立や安全をサポートするサービス「ドコッチサービス」を提供開始する。各種センサーや通信機能を搭載した腕時計型の「ドコッチ 01」を子どもが装着することで、子どもの様子(元気に運動中、活動中、安静状態、非装着)や周囲の温度・湿度を、最大6台のスマートフォンやパソコンからいつでも確認できるサービス。3月26日から全国のドコモショップで事前予約を受け付ける。(写真は新発売の腕時計型ウェアラブル端末「ドコッチ 01」)
「ドコッチ 01」は、3G通信機能やGPS、Bluetooth、各種センサーを搭載した子ども向けの腕時計型ウェアラブル端末。子どもの活動状況を見守る加速度センサーによって、「運動している」「休んでいる」など、子どもの今の状態がわかる。また、温度/湿度センサーによって、夏場の熱中症予防や、乾燥した冬場の風邪対策などのアドバイスを通知し、子どもにSMSを送ることで注意を促すことが可能になる。
また、「イマドコサーチ」を契約すると、子どもが一人で出かけるときや、帰宅が遅れた時に、GPSで位置確認ができる。また、万が一の時や、子どもが保護者からの連絡がほしいときは、ボタンを長押しするだけで、最大6台のスマホやパソコンに、子どもからのSOSを送ることができるようになる。「イマドコサーチ」との連携によって、子どもの居場所を検索することもできる。
さらに、かんたんなボタン操作で、あらかじめ登録しておいた定型文によるメッセージをスマホに送ることも可能。
加えて、「ドコッチおでかけアプリ」によって、スマホとドコッチをBluetoothでペアリングし、一定距離以上に名慣れたら、すぐに双方に「みまもりアラート」が届くようにできる。「うっかり」による迷子を防ぎ、親子のお出かけをサポートする。
また、「ドコッチおでかけアプリ」では、ドコッチの連絡先(電話帳)、イラスト画像やニックネーム、メール(SMS)の定型文(最大20文字)の登録・編集。メール受信音やアラーム音などを鳴らさないように指定時刻にサイレントモードを開始・停止する設定。周辺温度通知のための上限温度、下限温度の設定もできる。
「ドコッチ 01」は、重量が46g。連続待受時間は約72時間。ディスプレイは約1.3インチで、色はホワイト(4月4日発売)とライトブルー(4月上旬発売)。
警察庁の統計によると、2013年において13歳未満の子どもが被害者となった刑法犯は2881件で、2011年(2601件)からジリジリと件数が増える傾向にある。強制わいせつ、暴行、傷害など、子どもの心身に大きな傷を残すような事件が大半を占めるだけに、小さな子どもを持つ親は、子どもが単独で行動している時に心が休まらない思いをしているだろう。「ドコッチ 01」は、常に身に付けている腕時計型のデバイスから子どもの位置情報や、おおまかな様子を知ることができる。家族が子どもを見守るアイテムとして歓迎されそうだ。(編集担当:風間浩)
NTTドコモは2015年4月4日から、家族が子どもの日頃の活動をさりげなく見守り、家族の安心と子どもの自立や安全をサポートするサービス「ドコッチサービス」を提供開始する。(写真は新発売の腕時計型ウェアラブル端末「ドコッチ 01」)
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2015-03-27 08:45