エス・エム・エスは新成長戦略関連で有望、112円高で底打ち確認
エス・エム・エス <2175> は、1月29日(水)112円高(+5.31%)の2222円と6営業日ぶりに反発。政府は6月にまとめる新成長戦略の検討方針で、技能実習制度の介護分野などへの拡大を検討するとしており、医療・介護関連に特化した人材紹介や求人広告などを展開する同社を取り巻く経営環境は良好で連続最高益更新見通しで、中長期な成長が見込まれることから、押し目買い妙味が膨らもう。
介護、医療、アクティブシニア、海外すべての分野が好調で、2014年3月期業績予想は、売上高124億7500万円(前年同期比22.5%増)、営業利益17億8000万円(同13.4%増)、経常利益22億6300万円(同13.8%増)、純利益13億6900万円(同11.6%増)と10期連続増収増益、連続最高益更新を見込んでいる。年間配当は期末一括8円を予定している。
株価は、10月18日に昨年来の高値2650円と買われた後、11月26日安値1780円まで調整を挟んで12月5日高値2378円と上昇。その後、モミ合いとなっている。同社が運営する薬剤師向け業務サービス「ココヤク」と患者・医療従事者向け医療クラウドサービスの企画・開発を実施している株式会社ウェルビーとの業務提携を結んだことが注目される。製薬会社向けに新たなサービス・商品の開発を行うと共に、医薬品の専門家である薬剤師と患者のコミュニケーションを促すことにより、疾患における治療継続率向上に寄与するとしており、今後の展開に期待感が高まる。週足では26週移動平均線、月足では9カ月移動平均線がサポートしており、高値奪回も視野に入ることから、ここからの押し目は注目されよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
エス・エム・エス<2175>(東1)は、1月29日(水)112円高(+5.31%)の2222円と6営業日ぶりに反発。
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2014-01-30 09:30