【今日のドル円】ドル円反発、下値不安は後退も強気転換はまだ早い
昨日のドル/円は、欧州市場序盤に118.30円台まで下落する場面があったが、NY市場で大きく切り返し、一時119.40円台まで値を戻して119.10円台で引けた。米経済指標の好結果や米長期金利の上昇が支えになった他、欧米市場で中東情勢への懸念が高まらなかった事が反発に寄与した。
もっとも、日足チャートに長めの下ヒゲを伴ったとはいえ陰線引けであり、前日までサポートになっていた119.20円台をクローズで上回る事ができなかった事を考えると、下値不安は後退したものの強気転換とまでは判断できないといったところだろう。
したがって、日足一目均衡表の転換線(執筆時点:119.914円)と基準線(同時点:120.162円)に20日移動平均線(同時点:120.390円)が並ぶ水準は上値抵抗となりそうだ。反対に下値は、ボリンジャーバンド-2シグマ(20MA)と一目均衡表の雲上限が重なる118.70円台が堅そうに見える。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、欧州市場序盤に118.30円台まで下落する場面があったが、NY市場で大きく切り返し、一時119.40円台まで値を戻して119.10円台で引けた。米経済指標の好結果や米長期金利の上昇が支えになった他、欧米市場で中東情勢への懸念が高まらなかった事が反発に寄与した。
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2015-03-27 09:15