東洋機械は昨年来高値を更新、１４年３月期業績予想を上方修正

　東洋機械金属 <6210> は大きく買われ、１３年１２月２日の昨年来高値を上回った。午前９時２７分には７５円高（１６．２０％高）の５３８円を付けている。 　２９日引け後、１４年３月期業績予想の上方修正を発表。売上高を２０７億円から２３１億５０００万円（前期比１８．４％増）、営業利益を１０億８０００万円から１５億円（同５５．０％増）に引き上げた。国内における設備投資の持続、海外におけるＩＴ機器、自動車関連などの堅調な需要などを反映した。 　第３四半期の売上高は前年同期比１５．６％増の１７１億１６００万円、営業利益は同５８．５％増の１３億５００万円だった。射出成形機は中国や韓国でＩＴ機器や自動車向けの需要が増加。欧米では医療・生活関連用品向けが堅調だった。国内でも市場が回復傾向という。ダイカストマシンも、国内や、中国、韓国で需要が堅調に推移した。（編集担当：宮川子平）