26日のWTI原油先物大幅続伸、51ドル台に

  3月26日のスポット金は7取引日続伸、9.15ドル高の1204.60ドルで引けた。約3週ぶりの高値だった。中東での緊張が激化し、欧米株価が下落したことを受け、リスク回避の動きで金が買われた。   スポット金は日本時間午後5時ごろ、一時1219.74ドルまで上昇したが、その後ドル高に圧迫され、上昇幅が縮小した。市場関係者から”中東情勢が改善しなければ、金相場は今後も上がり続ける可能性がある”と指摘した。   26日のWTI原油先物は大幅続伸、2.22ドル(4.5%)高の51.21で引けた。イエメン情勢悪化を受け。   サウジアラビアなど湾岸諸国がイエメンで武装組織に対する軍事作戦を開始し、すでに緊張状態にあった中東の原油供給懸念が強まった。イランが後ろ盾となっている反政府武装勢力からイエメン現政権を守るための空爆が開始されたことを受け、原油は50ドルを突破して上昇し、5営業日続伸となった。   即座に供給が混乱する兆しは無いものの、世界最大の原油輸出国であるサウジアラビアが軍事介入に踏み切ったことで、産油地域における大国間の対立が広がる恐れが高まった。ただし、市場は原油は世界的に過剰供給状態にあり、上昇は長続きしないと見ている。(情報提供:東岳証券株式会社)
3月26日のスポット金は7取引日続伸、9.15ドル高の1204.60ドルで引けた。約3週ぶりの高値だった。中東での緊張が激化し、欧米株価が下落したことを受け、リスク回避の動きで金が買われた。
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2015-03-27 11:45