日本の「高級ブランド品」・・・中国人が「在庫一掃」に貢献!?=中国版ツイッター

 中国メディア・人民網は24日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、経済低迷によって売れなくなった高級ブランド品の在庫が中国人観光客の「爆買い」によって一掃されることを、日本の商店が望んでいるとする記事を掲載した。  記事は、「日本は中国人観光客によって全部買われることを恐れていない」としたうえで、すでに高級ブランド崇拝の時期を過ぎた日本ではブランド品の在庫が増えており、これまで在庫を一掃するチャンスがなかったと紹介。このため、「数年、数十年ためてきた高級品の在庫」を中国人観光客がより多く買ってくれることを望んでいるとした。  この記事に対して、中国のネットユーザーからは「ははは、人様の在庫品を買って楽しいか」、「中国のおばちゃんが日本を救う」、「長年の在庫品を一層とは! すごい眼力だな!」、「同胞たちよ、日本の自衛隊にお金を送るようなことは止めよ」、「家に帰って見てみたら、原産地が中国だったりして」といったようなコメントが見られた。  また、「中国国内商品の品質が確保されて、値段も合理的であれば、みんな外国に買いに行くことはないはず」、「中国人である自分でさえも、中国人がクレイジーだと思うことがときどきある」、「まずボイコットして在庫を積みあがらせ、価格が下がってから買い占めに行く、というのは頭がいいね」などといった感想も見られた。  日本国内にも熱烈な高級ブランド愛好者はいるが、確かにかつてのように社会全体で高級ブランド熱が高い状況ではない。それが景気低迷によるものなのか、個人の嗜好の多様化を伴う社会の成熟なのかというのは議論の余地がありそうだが、中国でもやがて高級ブランド熱の冷める日がやってくるのだろうか。今の勢いからはちょっと想像できない。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:(C)Lucian Milasan/123RF.COM)
中国メディア・人民網は24日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、経済低迷によって売れなくなった高級ブランド品の在庫が中国人観光客の「爆買い」によって一掃されることを、日本の商店が望んでいるとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)Lucian Milasan/123RF.COM)
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2015-03-27 14:00