キヤノン一時3000円割れ、今期業績計画が市場予想に届かず

 キヤノン <7751> は下落し、午前9時12分には75円安(2.44%安)の2995円を付けた。3000円割れは13年9月3日以来。  29日引け後、14年12月期業績予想を発表。売上高は3兆8500億円(前期比3.2%増)、営業利益は3600億円(同6.7%増)、純利益は2400億円(同4.1%増)と、増収増益を計画したものの、市場コンセンサス(営業利益3900億円超、純利益2600億円程度)には届かなかったため、売りが優勢となった。  また、13年12月期の売上高は前期比7.2%増の3兆7313億8000万円、営業利益は同4.1%増の3372億7700万円、純利益は同2.6%増の2304億8300万円と、従来計画をやや下回って着地した。  今期業績予想の前提為替レートは1ドル=100円(前期比で約2円円安)、1ユーロ=135円(同約5円円安)。前期の年間配当は130円(中間期・期末とも65円)だが、今期については未定。(編集担当:宮川子平)
キヤノンは下落し、午前9時12分には75円安(2.44%安)の2995円を付けた。3000円割れは13年9月3日以来。
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2014-01-30 09:45