日本車「シェア拡大」の好機か!?・・・インドネシアの自動車市場で=中国メディア

中国メディアの環球網は27日、ロイター通信の報道を引用し、インドネシアの通貨ルピアが17年ぶりの安値まで下落したと伝え、同国の輸入車市場が冷え込んでいると伝える一方、「インドネシアの自動車市場をリードする日本の自動車メーカーはシェアを拡大する絶好の機会と捉えている」と論じた。
記事は、インドネシアの自動車市場において、シェアを国別で見た場合、日本の自動車メーカーが最多であると指摘する一方、インドネシア自動車協会のデータとして、2014年2月における輸入自動車の販売台数は11カ月連続で1万台を割り込んだと指摘し、輸入車市場が低迷していることを紹介した。
続けて、インドネシア経済は東南アジアで最大だと指摘しつつも、近年は経済成長が鈍化傾向にあり、同国の通貨ルピアも下落していることから外国の自動車メーカーが相次いでインドネシアから撤退していると伝えた。
一方、トヨタや日産、三菱自動車といった日本の自動車メーカーは「ルピア下落を機会と捉え、市場シェアを拡大させようと動いている」と伝え、インドネシアという新興国の自動車市場の将来に向けて布石を打つ構えだと論じた。
さらに、インドネシアは人口が世界4位と市場の潜在力は極めて大きいとし、日本の自動車メーカーの動きの一例として、三菱自動車がインドネシア国内での生産量を増やすために投資を拡大していることを紹介、「インドネシアはタイに取って代わって、日本の自動車メーカーにとって東南アジア最大のマーケットになる見込み」と論じた。(編集担当:村山健二)(写真は環球網の27日付報道の画面キャプチャ)
中国メディアの環球網は27日、ロイター通信の報道を引用し、インドネシアの通貨ルピアが17年ぶりの安値まで下落したと伝え、同国の輸入車市場が冷え込んでいると伝える一方、「インドネシアの自動車市場をリードする日本の自動車メーカーはシェアを拡大する絶好の機会と捉えている」と論じた。(写真は環球網の27日付報道の画面キャプチャ)
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2015-03-28 10:45